アメリカの3大航空会社で唯一、飛行機への自転車の持込料がかかっていたユナイテッド航空からその料金が廃止されたようです(CYCLINGTIPS 2021.10.04)。
アメリカ3大航空会社とは
・アメリカン航空(ワンワールド系列、日本ではJALと提携)
・デルタ航空(スカイチーム系列、日本の航空会社とは提携なし)
・ユナイテッド航空(スターアライアンス系列、日本ではANAと提携)
ユナイテッド航空の自転車持込料いくらかかっていたの?
今年の9月まで、片道200ドルの追加料金が生じていました。2021年9月末でアメリカン航空やデルタ航空と同じく、追加料金は完全に廃止されました。
これからいくらかかるの?
現在、ユナイテッド航空のスポーツ用品受託手荷物料金の詳細ページの「自転車」の項目には、このように記載されています。
自転車は適切に梱包されていれば、受託手荷物として輸送することができます。
ー中略ー
大型手荷物料金は自転車には適用されません。通常の受託手荷物料金および重量超過サービス料金が適用されます。
ユナイテッド航空 Traveling with sports equipment
これは通常の荷物と同じで、規定の重量を超過すればその分の料金が取られるというものです。例えば、ユナイテッド航空の場合は、エコノミークラスでは23kgまで、ビジネスクラス・ファーストクラスでは32kgまでとなっているので、これらの重量を超えた時にはその分の追加料金がかかるという事です。
また、その他の注意点として(というか、中略した部分です)
自転車を預け入れ荷物として梱包するには
発泡スチロールなどの保護材を入れた密閉式の箱に入れる。箱は丈夫なケースか、耐久性のあるダンボール製のものを使用してください。自転車を梱包する前に、ハンドルを横向きに固定し、ペダルを取り外してください。緩んだものはすべて箱の中に入れてください。モーターやバッテリーを搭載した自転車は使用できません。
ユナイテッド航空 Traveling with sports equipment
上記のように梱包されていない預け入れ自転車の損害については、当社は責任を負いません。
とも記載されているので、自転車の梱包には注意が必要です。また、e-bikeは持ち込めないようです(モーターとかが発火するからですかね?)。
最後に、コロナ禍が終了した先に
アメリカ3大航空会社が同じ見解を示したことで、その他の自転車に特別料金をかけている航空会社の見解も変わってくるのではないでしょうか?我々が自由に旅行するのは、まだ先の事かもしれませんが、その時には旅行費が少し安くなる事を祈りつつ、海外のアイアンマンに出場したいなぁと思う今日この頃です。
コメント